クラッチフェーシング(自動車用)

概要

クラッチフェーシングとは、動力発生部から駆動系への動力の伝達・遮断を行う装置(マニュアルトランスミッション車両等)に主に用いられるものです。
当社では設計から製造までを行っており、性能評価試験では 車両を用いた評価や常温領域から高温領域、低速から高速回転と実際の使用域はもちろんの事、多角的に摩擦性能、耐久性の検証を行っています。

また、環境負荷物質の低減や市場ニーズに即した製品改良、開発も行っており、これまで培った開発、製造技術により、安定した性能・品質のクラッチフェーシングを提供しています。

クラッチフェーシング01 クラッチフェーシング02-2

構成・構造

当社クラッチフェーシングは、特殊繊維、耐熱合成ゴム、耐熱性合成樹脂、摩擦性能向上剤を主成分とする混合物と高強度のロープ状繊維の構成からなる原料体を円環状に成形し、加熱加圧成型することで製造されます。

特長

摩擦係数が高いため伝達トルクが大きく、回転破壊強度が優れ高速回転での使用にも対応した製品です。
マニュアルトランスミッション車で問題となる低速でのクラッチ締結時における不快な振動(ジャダー性)やクラッチを多用するような状況に求められる耐熱性(ストール性)も優れています。

また、クラッチフェーシング自体の摩耗や相手金属の摩耗量も小さく、クラッチシステム全体として交換頻度を低減できます。

用途・採用実績

主に国内大型車両メーカーにおいて、OEM(相手先ブランド製造)で採用されている実績があります。